Last Update 2016/01/16
いしかわファッション協会に入会させていただいてから初めてのファッションショーの参加です。
これまでも独自にファッションショーを開催してきましたが、今回のいしかわファッションフェスタのファッションショーは、準備段階から専門の業者さんが入り、細かな打ち合わせや衣装合わせ広告作成など、いろいろと大変でしたが良い経験となりました。
[日時]
平成27年10月17日(土)
[会場]
めいてつ・エムザ コンコース
[主催]
(一社)いしかわファッション協会
ファッションショーは、2部構成で「第1部 協会会員によるファッションショー」、「第2部 生徒によるファッションショー」で行いました。
第1部の作品は、日本洋装協会(NDA)、日本デザイナークラブ(NDC)の過去のファッションショーに出品した作品の中からベストコレクションを選んでみました。これらの作品はプロのモデルさんにお願いしました。(私が着ても良かったのですが・・・)
フォーマルドレス&ジャケット | |
モデル:IZUMI | |
28年前の加賀染のドレスをリメイクしました。 やわらかくて、しっかりした着物地は、何度も縫替えができます。 ジャケットはシルクシャンタンの生地を使用し、全体に気品と優雅さが漂うフォーマルとして生まれ変わりました。 |
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フォーマルドレス | |
モデル:森山 | |
フェイク・レザーとスタッズを用い、ハードロックなトップに対し、ボトムには、フリル、シフォン、レース、リボンなど、フェミニンな素材を使いました。 円形に立体裁断した、フリルの美しい曲線と、ハードロックなトップの組み合わせで、2つの心を持つ揺れる女性の妖艶さを表現して見ました。 |
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アンサンブル ロングドレス | |
モデル:皆川 | |
美しい振袖を、和から洋へリメイク。 肩に膨らみをもたせ、ドレスのすそを打掛風に開いて、少し和を残しました。 鳳凰の柄が、華やかな中にも、落ち着いた気品を醸し出すようデザインしました。 |
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フォーマルドレス | |
モデル:東山 | |
ベルベットの光沢をふんだんに生かしました。 肩から流れるバイヤスの切り替えと、スカートのスモッキングで、マーメイドラインのエレガントさを深めます。 オーガンジのガウンには、共布のオーガンジで作ったボアで縁どりし、ゴージャスさを演出しました。 |
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コート&ワンピース | |
モデル:乙村 | |
布地は黒のカシミヤです。 毛並みを、パーツごと上下に合わせる事により、光の変化を楽しめるようデザインしました。 衿元のボタンを外すと、トライアングルカラーになり、目線を上に持っていくことで、全体が引き締まって見えます。 裏地の赤色は、中のワンピースを引き立たせる役目もしています。 ワンピースには、ピンタックを入れ、ニット風に見えるようにしました。 気のはる外出に嬉しい一着です。 |
第2部の作品は、生徒の皆さんのこれまでの成果を、自らモデルとなりショーに参加していただきました。(今回もみなさんノリノリでした!)
コートアンサンブル | |
ノ―カラーのコートと、ぺプラムが可愛いコートアンサンブルです。 カットレースの隙間からのぞく、グリーンの生地が、コートのカラーとコーディネイトされ、統一感が生まれています。 フォーマルにも、また、デニムなどに合わせても、着回しがきくコートは、大活躍しそうです。 |
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フォーマルドレス | |
留袖をスーツに仕立て直しました。 ポイントは上着の衿とボタンです。 衿はバイアステープで包みチャイナカラー、 ボタンはゴールドのチャイナボタンにし、スカートの華やかさに負けない様にしました。 |
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フォーマルドレス | |
モンゴルの祭り、ナ―ダムで買い求めた、絹の布です。 ウェストから、脇にそってはさんだフリルが、スタイルを、よりよく、スレンダーに見せてくれます。 赤のサッシュベルトがポイントです。 |
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チュニックコート | |
大島紬の着物を藍色に染め、衿は大きめのハイネックにしました。 衿元のファスナーを外すと、トライアングルカラーに変わります。 これからの肌寒い季節にピッタリのコートです。 |
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ワンピース | |
祖母や母の古い着物をリメイクして、私らしいチュニックワンピースをデザインしました。 色も柄も異なる2枚の着物の組み合わせは、デザインのイマジネーションを、さまざまに膨らませてくれました。 着るアンダーにより、 タウン、フォーマルと、どちらにも楽しめる1着になりました。 |
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ワンピース | |
「トルコブルー」の市松柄を見つけました。 デザインは平凡ですが、 大胆な市松柄は、ジャケット、ショールなど、変化を持たせて着ることにより、 幾通りものファッションが楽しめます。 |
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カクテルドレス | |
着脱可能なロングスカートは、2種類の生地に120本のプリーツと、裾にはワイヤーを入れ、 ふんわり華やかなロングワンピースにしました。 スカートを外せば、シンプルでエレガントなワンピースとなり、2通りに楽しめるドレスに仕上げました。 |
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コート&ワンピース | |
コートは、大島紬の着物でリフォームしました。 紬の光沢と、不規則に出る糸の節に、特長があります。 大きめの衿は、同色の薄手ウールの別布を使い、素敵なデザインになりました。 絞りの羽織で、ラウンドネックの平凡なワンピースを作りました。 衿ぐりと袖口にジャバラを付け、全体をまとめました。 |
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コート&パンツ | |
動きやすいストレッチ素材のコートとパンツを作りました。 コートは、インナーや小物でコーディネートが楽しめるようにノーカラーにし、左胸のヒッコリーでカジュアル感を出しました。 ポケットの中はフリースを使い、手を入れると温もりがあります。 パンツは、後ろポケットから前に続く切り替えで、綺麗なラインを出し、スポーティーに。 ポケットの中地はカラフルな色を使い、チラリと見えるオシャレを楽しめるように仕上げました。 |
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チューブトップマキシワンピース | |
友人のハワイ挙式出席の為、チューブトップのマキシワンピースをデザインしま した。 海風にヒラヒラとなびくように素材はシフォン。 表地は黒と白の落ち着いた色味 だったので、裏地はショッキングピンクでドレスに華やかさを持たせました。 白 の花柄がほんのりピンクに染まり、リゾートにぴったりな素敵なワンピースに仕上 がりました。 一緒に出席した主人にも可愛いいと誉めてもらった、お気に入りのワンピースです。 |
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シャネルジャケット&ワンピース | |
素材を選び、シンプルなシャネルジャケットに衿刳りから短めのフリンジを挟みました。 ワンピースは平凡なラウンドネックに、共布でルーシングを作り、スワロスキーをちりばめ、優雅さをプラスした1着になりました。 |
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マリエ色ドレス | |
ショッキングピンクのサテン地のドレスは、腰までスッキリタイトに。 スカートに着けた150個の花は、四角いオーガンジの布の周りを、1枚1枚にワイヤーを入れ、巻ロックし、4色重ねて、立体感を持たせました。 花のポイントと、胸に付けたスワロフスキーで、華やかな中にも愛らしいマリエドレスに仕上げました。 モデルは娘のリカさんです。 |
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ベスト&パンツ | |
小千谷紬の帯1本を使って、プリーツたっぷりのベストを。 厚手のジョーゼットでパンツを作りました。 レースのブラウスの上にさらりと着こなすと、ベストのプリーツが若々しく、おしゃれに見えます。 組み合わせで、カジュアル、又はフォーマルに着こなせる1着です。 |
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マリエ色ドレス | |
マルチカラーのオーガンジーと、ラメ入りチュールを使い、パープルの、個性的なドレスをデザインしました。 オーガンジを、バラのように縫い、立体感を出して、全体に、スワロフスキーやパールを飾付け、華やかに仕上げました。 |
今回のファッションショーは、他にも協会会員のファッションショーや、学生さんによるファッションショーもあり、とても賑やかで大盛況でした。
地元でもこれだけ華やかなファッションショーがあるなんて知りませんでした。もっと早く、いしかわファッション協会に入会して、様々な行事ごとに参加できていれば良かったなと思いました。
まだまだ現役で頑張りますので、これからよろしくお願いします!(^o^)/
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